おまめ
100円とは思えないクオリティでさまざまなアイテムが並ぶ100均。ダイソー、セリア、キャンドゥの3大100円ショップとよばれるお店は利用したことがある人が多いでしょう。
とはいえ、本当に必要かどうかきちんと見極めないまま100均ショップの楽しい雰囲気に染まり、「100円だし買っておけばいいか」という思考になって買ったはいいものの、実は使わなかった、役に立たなかった、なんてグッズもあるのでは。かくいうおまめもそのトラップに何度も引っかかり、使わないままゴミ箱行きになったグッズがありました。たかが100円、されど100円です。それが10回続けば1000円です。100円ショップを有効に活用して、快適な暮らしと節約を叶えましょう!
100均ショップを利用するマイルール
おまめが今まで100均ショップを利用&失敗を繰り返し、たどり着いた100均ショップ利用時のマイルールがこちらです。
- 耐久性などが求められるものは買わない
- 消耗品は100均で調達が正解
- 迷ったら買わない
ひとつめの「耐久性などが求められるものは買わない」はその通りで、本来ならば耐久性が必要なものなのに、100円という値段のため、耐久性がないグッズ。これは100均ショップの以外で買い直すことになるので、結果的にお金が必要以上にかってしまうということを実感しました。おまめの場合だと携帯の充電コードなどがいい失敗例です。急に必要になるケースもあるため、100均で調達することも多かったのですが、すぐに壊れる上に、充電のスピードも正規品と比べてしまうと見劣りします。
ふたつめの「消耗品は100均で調達が正解」。主婦を10年ほど経験し、消耗品ほど100均ショップが使える!という結論に至りました。結婚したてのころは、いろんなことをに力がはいってしまい、なんでもいいものを使わなくては!という思考になっている時期がありました。その時期は消耗品でさえも少しいいモノを使っていたのですが、10年経て実感するのは本当に無駄なところにお金をかけていたなということです(笑)やはり、お金は出すところは出す、締めるところは締めるのメリハリが大切です。消耗品はまさしく“締める”部分だと気づいたのです。
みっつめの「迷ったら買わない」は、これまでの失敗例からたどり着いたルールです。それまでは「迷ったら100円だから買ってしまえ」というマインドで購入しては、失敗を繰り返していました。(もちろん、なかには購入してよかったと思うものもあります)何度か失敗を繰り返すうちに「迷ったら買わない」と仮のルールを設定して100均を利用したところ、大正解。家に帰ると、買おうとしていたことや、欲しかったことすら忘れてるんです。“忘れる=必要ではない”というものだと思うので、このマイルールの仮設定は正解でした。もちろん、家に帰って「やっぱり買っておけばよかった」というものもあるので、そんなときは後日買いに行けばいいだけなのです。
100均ショップを利用し、さまざまな失敗を経て「これを買うなら100均ショップでいいでしょ!」と思ったグッズをご紹介したいと思います。
100均ショップで買ってよかったグッズ
さて、今回はズボラな主婦のおまめが、100均ショップでリピートしまくっているグッズをご紹介します。個人的な主観が大いに入っていますので、参考に見てもらえたら嬉しいです。
1:キッチンスポンジ
キッチンの必需品のひとつ、スポンジは100均ショップで十分です。3つはいって100円が主流かと思いますので、ひとつあたり約33円です。以前は、スポンジもいいものを使わなくてはと思い、ひとつ200円近くするスポンジを使っていた時期がありました。ただ、スポンジはすぐ汚くなったり、雑菌が増えてしまうもの。だからこそ、スポンジこそ短い期間でどんどん買えていくべきものだと気づきました。高いスポンジだと「まだちょっとしか使ってないし……」という発想になり、捨てるのを渋ってしまうのですが、安いからこそ、その気持ちも薄らぎ、気にせずガンガン使えます!
私の家では1週間半〜2週間ほどでスポンジを交換しています。汚くなったスポンジは捨てる前に、シンク掃除をしてから捨てるのがおすすめです! この流れをデフォルトのできれば、シンクが2週間に1回キレイになるので、水垢もたまりにくくなるし、罪悪感なくスポンジを捨てる理由にもなります。
2:ビニール袋
野菜の保管や料理の下味をつけるときなど、何かと使用頻度が高いビニール袋。これも100均ショップのものがベストです。これも、一人暮らしを始めたときは「ちょっと分厚いいいやつ使わないと」なんて思っていたんですが……。結果、ビニール袋も100均のものをガシガシ使うが正解だという結論に辿り着きました。近年の環境問題もあるので、少し前に“ビニール袋を再利用できないか?”と思い、ビニール袋を洗って再利用を検討した時期もあったのですが、以下の理由から断念しました。
- ビニール袋が乾かしづらい(スタンドとかないとキツイ)
- 洗っている間に穴が開いてしまう場合がある
- 衛生面的に不安が残る
そのため、ビニール袋の再利用は断念しました。代わりにといってはあれですが、環境に優しい何度も使える容器があります。それが「スタッシャー」というアイテムです。
サイズも何種類かあり、カラバリもサイズによっては豊富に選ぶことができるので、おすすめですよ。最近はこのアイテムを増やして、ビニール袋の消費を減らそうと頑張っております。食材の保存はスタッシャー、料理の下味をつけるときはビニール袋、などで使い分けています。
ちなみに、100均で買っているビニール袋はSサイズを使っています。おおよそ困ることはないのですが、大根や白菜やレタスなど大きなものを購入したときは、Sサイズでは入りきらないことも……。気になる方はMサイズにサイズをあげてもいいかもしれませんね(当たり前ですが、その分、入っている袋の枚数は減ってしまいますが)
3:爪楊枝・竹串
料理のときだけでなく、掃除などのシーンでも使える爪楊枝や竹串も100均のもので十分です。スポンジのときにもいえることですが、以前は“丁寧な暮らし”なるものに憧れた時期があり(笑)、爪楊枝も小洒落たものを……なんて思っていた時期があったのですが、結局使うのは自分も含め家族がほとんどだし、いいものを買うと掃除で使いたいとき渋ってしまうし、自分らしくないな、と思って現実をみることにしました(笑)結果的に料理でも掃除でも、ガンガン使えて折れても気にならない! ストレスなく使えるっていうのは、生活をする上で大事なひとつなのかなって思います。
余談ですが爪楊枝や竹串を捨てるときは、小さな袋に入れるか、先端の部分をティッシュとかセロテープで保護して捨てると、ゴミ袋から先端が出なくなるので、清掃業者さんたちの怪我リスクなどが軽減されていいかなって思います。少しの気遣いでお互いが心地よく過ごせますよ。
4:綿棒
綿棒も100均のものでじゅうぶんです。昔は100均で売っている綿棒は定番の白いものしかありませんでしたが、最近は綿棒コーナーも充実していて、白だけでなく、黒い綿棒や両端それぞれがデザインの違う綿棒なんかも売っています。綿棒は耳掃除のときだけでなく、メイクする場合にも使えます。黒い綿棒も使ったことがありますが、個人的に汚れがどれほど取れているのかがわかりにくいということもあって、結局白い綿棒に戻ってきました。
5:ガムテープ
梱包に欠かせないものといえばガムテープ。今は、クラフトタイプだけでなく、布やクリアタイプのものなど、さまざまな種類が出ていますね。クラフトタイプのテープを買うなら、100均のもので十分です。長さも納得です。以前は手でちぎれる布テープを愛用していたのですが、ここ数年で環境面にも目が向くようになり、布テープやクリアタイプのテープの使用は控えるようになりました。クラフトテープは紙で再生できますからね。微力ですが、できるところから地球にいいことを、な精神です。
もし布テープを100均で買おうとしてるなら、個人的にはあまりおすすめはしません。100均で布テープも売っているのですが、長さが短く、コスパが悪いと感じたからです。布テープを買うなら、ホームセンターとか、ちゃんとしたところで買ったほうが1メートル単位の単価は安くなると思います。
6:ビニール紐
ダンボールなんかをまとめたりするときに使えるビニール紐。また、猫と暮らしている方は、この紐を適度な長さに切って猫と遊ぶこともできます(笑)。これも以前は100均以外のお店で購入したものを使っていたのですが、両方使った結果、100均のものでまったく問題ありませんでした。長さもたっぷり入っているので、一度買えばなかなか減らないでしょう。
100均で購入できるグッズはいろいろありますが、以上のものはおまめの家では大活躍してくれています。その他、収納グッズなどもいろいろと吟味していますが、こちらはニトリや無印良品など優秀なショップがあるため、まだ結論が出ていません。こちらも検証が終わったら、ぜひ記事にしてみたいと思います。100均をうまく利用して、お財布を締めるところと緩めるところのバランスをとっていきましょう〜!